社交不安症とは
こんにちは。
今回は社交不安症(SAD)についてお話いたします💁♀️
【社交不安症(SAD)とは?】
社交不安症(SAD)とは、人前で注目を集めることに強い不安や恐怖を感じる病気です。
あがり症とも呼ばれます。
【社交不安症(SAD)の症状】
- 人前で話すことや人が多い場所(電車内、繁華街など)で苦痛を感じる
- 過剰に「失敗したらどうしよう」、「恥をかいたらどうしよう」という思いにかられる
- パニック発作を起こす
- 手足が震えてくる
- 息が苦しくなる・動悸
- 大量に発汗する・赤面する、顔がひきつる
- トイレの頻度が増える・腹痛
- 声が出なくなる など
【社交不安症(SAD)の原因】
- 失敗・恥ずかしい思いや体験
- 思春期に自分の価値を認められなかった・自分に自信がもてなかったなどの経験
- 不安になりやすい、内向的、敏感、心配性、完璧主義 などの性格
- 遺伝的気質
人前に出ると緊張することはほとんどの人にあります。
しかし、社交不安症(SAD)の症状が少しでもある場合は、「恥ずかしがりな性格だから」という解釈で終わらず精神科・心療内科を受診しましょう。
「不安だから」という理由で、人との接触の機会を避けていると不登校や引きこもりになってしまう可能性もあります。
また深刻化するとうつ病やパニック障害の症状が表われることもあります。
【社交不安症(SAD)の治療方法】
- 抗不安薬や抗うつ薬などの薬物療法
- 認知行動療法などの心理療法
治療可能な病気なので、重症化する前に治療することが重要です
治療開始が遅くなればなるほど、症状が重症化かつ慢性化します
過度の苦痛を感じたら早期に心療内科や精神科などの医療機関を受診しましょう。
私(サトミ)も吐き気など胃と腸の不調で内科に通院していたのですが、症状が出るのが外出時に偏っていたため「精神的なものではないか」と心療内科を勧められ、受診してみると不安障害と診断されました。
心療内科に通院し服薬するようになってから外食・外出時の不調もほとんどなくなりました。
そのため精神的なことも他の不調も我慢はせずに受診をおすすめいたします。
(婦人科の持病もありますが、即大きい病院を紹介されるような状態でした^^;)
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