授業の取り組み
ろすい塾の授業ってどんなの?(小学生編)
こんにちは。今回は、ろすい塾に来ている小学生の授業について書いてみようと思います。
ろすい塾の小学生は、本当に多様な子どもたちが来ています。
支援学級(育成学級)に行っている子も、通級に行っている子も、普通学級だけの子も、不登校の子どもも、みんな一緒に学習しています。
ろすい塾では、小学生みんなにしてもらっているものがあります。
それは、知育の遊びです。
特性のある子どもたちは、いろんな得意、不得意があります。
それは、空間認知力だったり、思考力だったり、集中力だったり、試行錯誤する力だったり、いろいろです。
まずは、「学習の土台になる力」を身につけるために「知育」を取り入れています。
主に、下記4つをしてもらっています。
・点つなぎ
・図の模写
・めいろ
・まちがいさがし
そのほかには、iPadアプリ「シンクシンク」を使ってみたり、ブロック等で遊んだりすることもあります。
子どもたちの能力や思考力、興味関心に合わせていろんなものにチャレンジしてもらっています。
その後、ようやく学習の授業をします。
基本的には「国語の読解問題」「ことばの問題」「算数」「漢字」をすることが多いのですが、興味の幅が広い子たちの場合は「英単語」や「理科」「社会」などもしています。
1時間の中で何をするのかは、まず先生が提案をし、
その中から何をするのかは「子ども」が決めます。
その中で、「選択する力」「決断する力」を身につけていってもらっています。
学校に通えている子どもたちの中には「宿題」を持ってくることもあります。
それもサポートをした上で、何をするのかを一緒に決めていきます。
「学校の授業の範囲」+「苦手なところ」をする子どももいれば、
「習ってないけど、やってみたいこと」+「先生が提案したこと」をする子どももいます。
すべては、「子どもが主体」です。
特性のある子どもたちは、「興味関心がある」ものでないと、なかなか身につかないことが多いです。
そして、すべての子ども共通なのは「おもしろい」「楽しい」と思うことなら記憶に残りやすいのです。
今の学年と同じ学習をする子どももいれば、習得がゆっくりな子の場合なら気が済むまで同じ学習をする場合もあります。
学習において、できないこと・わからないことを克服するのはとても大切なことではありますが、それらに立ち向かい、取り組むのは大人の私でも苦痛です。
私も子どもたちに教えるに当たって、日々学校の勉強の復習をしていますが、数学が苦手で「わからなーい!この問題もこの問題も間違ってる(泣)」とつまずくことが多々あります。
これが続くとしんどくてやる気がなくなりそうになります^^;
だからこそ、子どもたちには「できていない」「わかっていない」からと、苦手なものばかりを反復して続けることはしないようにしています。
「自分でできるようになりたい」と思ったものからやってもらうこと、
「努力している姿を応援し、褒める」こと、
そして「できるようになるような工夫を提案してあげること」が大切だと思っています。
子どもたちそれぞれ好みや思考がちがいます。
だから、日々、学習教材を探したり、活用できるアプリや動画を探したりしています。
ろすい塾では、子ども一人一人の学習ペースや心の状態を重視しています。
授業中にいろんな話をする中で、悩み事はもちろん、子どもたちが聞いてほしいことがあるときは、あいづちを打ちながら肯定的に聴くようにしています。
また、学校で疲れて来た子たちが心地よく学習に向き合えるように、何気ない話や雑談をしてから気持ちの切り替えをしてもらい、子ども自身が「そろそろ勉強しようかな」と言ってから始めるようにしたり、時間で区切ったりしながら進めています。
休憩も各々のペースで取ってもらっています。
ろすい塾には、いろんなお菓子がいっぱい置いてあります。
飲み物がない子には、お茶や水も出してあげています。
ガム等を噛んだり、食べたりした方が学習しやすいなら、食べながらもOKにしています。
変な塾ですよね(笑)
代表の朝倉いわく「塾らしくない塾」「来るのが楽しみになる塾」を目指しているそうです。
ろすい塾は
・発達特性がある(発達障害・神経発達症)
・発達性ディスレクシア(学習障害、限局性学習症、読字障害、書字障害など)
・不登校
・場面緘黙
・不安症
・勉強はきらいだけど、高校には行きたい
などいろんな子たちが来ている塾です。
それぞれに合わせて、マンツーマンで指導しますので、
学習などでお困りの場合は円町で運営している「ろすい塾」にぜひご相談くださいね。